
こんにちは、最近WEBサイト制作にどっぷりハマっている白マティです。
いきなりですが、あなたは動画編集をする時に「この画像の人物部分だけ欲しいな」とか、「背景を透明にできないの?」って思ったことありませんか?
ほとんどの方が「ある」と答えると思うんですよね。実際、私は動画のサムネイルを作るのにすっごい欲しくなりますからね(笑)
でも、画像の透過方法を調べてみたら有料のソフトが必要だったり、WEBのフリーサイト上でやってみても綺麗に透過できなかったりで正直諦めてませんか?
そんなあなたに、会員登録なし・完全無料のフリーソフトで綺麗に画像を透過するツールと使い方を紹介しますね!
最強の画像編集フリーソフト GIMP(ギンプ)
今回紹介するのは「GIMP」という画像編集ソフトです。
もう一度言いますが、会員登録なし・完全無料ですので安心してください。
それでは、このソフトのインストールから画像の透過まで一気に説明しちゃいますね。
GIMP(ギンプ)をインストールしよう!
まずこちらのGIMP(ギンプ)公式から日本語版をインストールしましょう。
「Download GIMP 2.8.22 directly」を選択。あとは基本的にはOKを選択していけば問題なくインストールできます。
途中で言語をどうするか聞かれますが、「ENGLISH」で構いません。ソフト自体は日本語で使用できます。
GIMPを起動!・・・でも編集を始める前に一つだけ設定!
GIMPを起動すると上記のようにソフトが立ち上がります。
画像を読み込む前に、以下の手順でツールボックスを呼び出しておきましょう。
①「ツール」タブをクリック
②「ツールボックス」をクリック
③ツールボックスが表示される
表示させなくても編集することは出来ますが、ツールボックスを表示させておいたほうが何かと便利です。
画像を読み込もう!
画像は「ファイル」→「インポート」をクリックし、自分のPCフォルダの中から読み込みたいファイルを選択することで読み込めます。
もしくはファイルを直接GIMPにドロップすることでも読み込めます。
ちなみに読み込むとこんな感じ!
画像を透過しよう!(私が失敗した例)
はい!お待たせしました!
それでは上記の画像の背景部分を透過していきましょう!
と、その前に!私が最初にやった失敗例を紹介しますね!
今回読み込んだパンダの画像を何もせずクロマキー(透過したい色)を背景の白にしてしまうと・・・
体のほとんどが無くなっちまった!となります(笑)
こうならないためには、私が思いつく限り2つ方法がありますが、今回はそのうちの一つだけご紹介しますね。
透過する手順を紹介!
少し時間がかかりますが、一番きれいに輪郭を選択出来て、かつどんな画像にも対応できる方法です。
それでは手順を覚えていきましょう!
①アルファチャンネルを追加しよう!
アルファチャンネルとは、画像の一部をトリミング(切り取り)した時、そのトリミングした部分が透明部分になる下地を作ることです。
追加の仕方は、「レイヤー」→「透明部分」→「アルファチャンネルの追加」で実行できます。
アルファチャンネルを追加しておかないと、トリミングしても結局白にしかなりません。
今回のパンダ画像だと、何が変わったのかも分からないことになっちゃうので気を付けてくださいね。
②「パス」で切り抜きたい(透過したい)範囲を選ぶ!
ツールボックスの中にあるペン先から線が出ている変なマーク、これが「パス」です。
※ここで言う「パス」というのは、一つの選択方法を表しているだけです。なので、従来の意味合いとは異なりますがご了承ください。
この「パス」を選ぶことで、画像の切り抜きたい範囲が点と点を繋ぐようにして選択できます。
その点を結び合わせて一つの閉じた図形(図形に穴が開いてない状態)にしてあげて、トリミングする範囲を決めていきましょう。
試しに左上のほうに四角っぽい範囲を決めてみました。
こちらを透過してみましょう!
③「パス」で選択した範囲を確定しよう!
「パス」で選択した範囲を編集状態から完了状態にします。
手順は「選択」→「パスを選択範囲に」をクリックすること。
これをしておかないと、この後の範囲を切り取る作業で、範囲が指定されていないがために切り取れなくなります。
④選択した範囲を切りとろう!(透過しよう)
手順は「編集」→「切り取り」をクリック。
そうすると・・・
やったぜ!選択していた左上の範囲が切り取れた!
さあこれで透過までの手順が一通り出来るようになりましたね。
あとはパンダの輪郭に沿って範囲を指定していくと・・・
完成!
最後に「ファイル」→「名前を付けてエクスポート」することで画像データとして保存することが出来ます。
まとめ
いかがでしたか?
この手順に従って進めれば、どんな画像でも切り抜いて透過することが出来ます。
もちろんYoutube用のサムネイルを作る際にも活用できるので、是非ゲーム実況者はお試しあれ!
そんじゃ、ばいばーい!