【体験談】歯並びを矯正し、受け口・しゃくれを手術で治療した話ー第1話 決意編ー

こんにちは、白マティです。

 

いきなりですが、僕は2017年4月に顎変形症(受け口・しゃくれ・反対咬合など)の病気を治療するため、手術を受けました。

 

この記事では、僕がその手術を決意した理由や受けた時の体験談をリアルに話しますね。

 

そして先に結論を言ってしまいますが、僕はこの手術を受けて本当に良かったと心の底から思っています。

 

それを知った上で

・これから顎変形症で歯列矯正や手術を受けようか迷っている人
・全身麻酔ってどういう感じなのか分からない人
・治療することでどれくらい変わるのかイメージできない人

そう感じている人がいれば、この記事を読んでぜひ自身の判断や気持ちを整理してもらえたら幸いです。

 

 

僕はしゃくれていて、コンプレックスの塊だった

 

実をいうと僕は小学生の高学年から、中学を卒業するまで歯列矯正を受けていました。

 

それでも、成長とともにしゃくれてくるのを抑えられず、周りにバカにされることが何度かあったせいで、確実にコンプレックスとして自分の中に存在していました。

 

当時は思春期ですから、顔のことでバカにされれば本当に辛かったんですよね。

 

まあ20歳を過ぎたころから割り切って、ウィー!とか言ってネタにしていましたが(笑)

 

ただネタにしているといっても、心のどこかでは気にしていたんでしょうね。

 

・顔の輪郭を普通の人みたいにしたい
・活舌が悪いのを治したい
・お肉をもっとスムーズに噛み切りたい

 

鏡を見た時や誰かの前で発表するときなど、こういった願望が常に自分の中にあるのを感じていました。

 

最終的に22歳で就職をする頃には、下アゴが前に飛び出して、歯の咬み合わせも前後が逆になるという状態になっていました。

 

 

希望や不安を抱きながらも、矯正歯科を訪れる

 

 

社会人になりお金も貯まってきたので、僕は矯正歯病院科を訪れました。

 

この時はまだ本当に手術を受ける覚悟や歯列矯正を始めるなんて、決めてません。

 

僕は子供のころに歯列矯正を受けていることもあって、

 

・歯列矯正は痛いということ
・自分のアゴは手術をしないと治らないこと

 

この2つの事実を知っていたので、なかなかん切りがつかなかったんです。

 

だから矯正の痛みは仕方なくとも、せめて手術なしで治したい。

 

僕は手術なしで治療してくれる病院を探すため、合計5つの矯正歯科病院で相談しました。

 

ですが、結果はどこも「手術しないと治らない」とのこと。

 

もう治療自体を諦めようかと考えていたんですが、ここで1つ思い浮かんだんです。

 

「日本一の医者にお願いしたら、もしかしたら大丈夫かも?」と。

 

治療を終えた今、当時の僕にかける言葉があるとすれば

 

「マジでナイスプレイ!!!!」です(笑)

 

それからは相談に行った矯正歯科病院の先生に「どんなに遠くてもいい。日本で一番腕のいい医者を紹介してくれ」と頼み込みました。

(今思えばかなり失礼かもしれませんが、本当に聞いてみてよかったです)

 

そして千葉にいるT先生を紹介していただきました。

 

もし知りたい方がいたら、近くにいる矯正歯科の先生に聞いてみてください。

 

矯正歯科の先生なら、絶対知ってるほど有名な先生ですから(笑)

 

そしてこの出会いが僕の考えを180度変えて、手術を受ける決意を固めるきっかけになるとは、当時の僕は考えてもみませんでした。

 

 

日本一の医者との出会いで手術に対する恐怖が消えた

結論から言うと、日本一の医者でも手術は必須とのことでした。

 

最初そのことを告げられた時は「もうだめか」と諦めかけたんですが、そのタイミングで先生が手術について説明してくれたんです。

 

・先生は今まで僕と同じ症状の患者さんを2000人以上切ってきて、失敗した患者さんの数は1人もいないということ
・手術を受けても顔に傷がほとんど残らないということ(写真などで手術前後の患者さんを見せてくれました)
・医療費については高額医療制度が使えるから、100万円を超えるようなことはないということ(海外だと600万位するそう)
・先生が手術した患者と一般の大学病院で手術した患者だと、退院までの期間が1/3ほど短いということ(これは完全に医者としての技量の差だそうです)

 

具体的な実績・結果を数字と写真で見せてくれた上に、入院期間の短さ、明確な費用の比較対象となるデータまで出しくれた。

 

そのことに正直かなり安心感を感じたことを今でも覚えています。

 

だって今まで行った他の病院だと実績の数字は教えてくれないし、比較対象が無いからこれが良いかどうかの判断が出来なかったんですよね。

 

なのでこの記事を読んでくれている方で何かの病気にかかっている方がいれば、医者の方の実績を数字で出してもらうといいと思います。

 

その数字こそが医学に対して素人の僕たちが一番信頼できる判断指標になりますから。

 

ちょっと話がそれたので戻しますね(笑)

 

これだけの説明を受けてもまだ「手術は受けても大丈夫かな・・・」と悩んでいた僕なんですが、その場所で手術を決めるきっかけがありました。

 

それは僕と同じタイミングで一緒に説明を受けていた患者さん(高校生)が居たんですが、なんとその子の母親が麻酔科の先生だったんです!

 

「いや麻酔科の先生って安全管理のスペシャリストじゃん!」と思い、直接話をしてみると、

 

「自分の息子を任せるんです。だったらどんなにお金がかかっても、日本一安全なお医者さんのところに連れてくるのは当たり前です」って。

 

「あなたも手術を受けるなら絶対ここでした方がいいですよ」ってアドバイスもくれました。

 

もうね、それを聞いて治療するならここしかないと思いましたね。

 

だって、麻酔科医が自分の家族を任せるほどの先生なんですよ?

 

力強い語調で言われて「もうこの先生しかないでしょ!」って思いました(笑)

 

それで気が付いた時には手術を受けることへの恐怖というのは完全頭の中から抜け落ちていましたね。

 

それからというもの、説明を受けた当日に二つ返事で治療のお願いをしました。

 

 

<第二話 執筆中>