
第3回「敵を見ずとも警戒するポイントの見分け方、索敵する方法」では索敵能力を高めるための3つのポイントを紹介しました。
[memo title=”MEMO”]・視界120度の外を警戒しろ!・全体を俯瞰して試合の流れをつかめ!
・曲がり角のクリアリングで差をつけろ![/memo]
実践できましたか?
何となく動きに迷いが減ってきたかなと感じられた方!
おめでとうございます°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
着実にS+への道のりを歩んでいますよ!
まだ第3回「敵を見ずとも警戒するポイントの見分け方、索敵する方法」を読んでないよという方は、この記事の前にぜひ読んでみてください。
さあ索敵能力が上がった今、次に上げるべき能力は地形活用能力です。
試合では自分と敵味方の位置関係によって戦況の優位性は大きく変わります。
そして今回はより有利に戦うために、周囲の地形を上手く活用するための3つのポイントを紹介します。
[memo title=”MEMO”]・高所の強みと弱みから優位性を見極めろ!
・5秒で裏どり出来るルートを使え!
・高低差による死角を利用しろ![/memo]
かの織田信長も桶狭間の戦いでは、劣勢の中「狭いところに今川義元軍を誘い込んで奇襲をかける」という地形を活用した戦術で見事勝利しています。
合戦だろうがゲームだろうが、戦いである以上、地形を活用した方が有利に戦えることは間違いありません。
高所の強みと弱みから優位性を見極めろ!
「高いところを使うべきだ」といった意見がよく見受けられます。
[memo title=”MEMO”]
・自分の弾がより遠くまで届く
・下にいる相手の弾が届きにくい[/memo]
こういった強みから見ても「高いところが強い」というのは僕も基本的には賛成です。
ですが、一部例外があることを伝えさせてください。
高所にいるということで、実は弱みを晒していることもあるんです。
[memo title=”MEMO”]・高所は周りが“見える”以上に周りに“見られる”こと
・高低差によって敵が狙いにくいこと[/memo]
強みについては色んなところで耳にしますが、こういった弱みが話に上がることは余りありません。
なので今回は弱みについて、少し知っておいて欲しいのです。
高所は周りが“見える”以上に周りに“見られる”こと
第3回「敵を見ずとも警戒するポイントの見分け方、索敵する方法」では「鳥の目」を鍛えるため高所を使えと言いました。
勿論全体の流れをつかむために必要なことですが、相手にも見られる可能性が高いことを意識しておきましょう。
“見られる”ということは、相手が攻撃を仕掛ける際の選択肢の1つにカウントされるということです。
もし相手がチャージャー等の長距離ブキならば、狙い撃ちにされることもあります。
高所を使うときは「リスクをとって情報を得ている」という感覚を持っておいてくださいね。
高低差によって敵が狙いにくいこと
スプラトゥーン2では、射撃した弾は基本的には放物線を描いて飛んでいきます。
つまり、狙う際は放物線の軌道を計算して狙わなければいけないということです。
やってれば分かると思いますけど、放物線を計算して狙うのは結構難しいですよね。
相手が同じブキなら飛距離がある分こちらが有利ですけど、相手が同じブキである状況は多くありません。
むしろ違うブキであることが多く、もし相手がブラスター系統のブキならば放物線の計算も必要なく直接狙ってくることが可能です。
そうなれば高所にいることで残るのは「飛距離アップ」という微妙な強みと「高低差による狙いづらさ」という弱みになります。
相手の方がこちらより射程が長いブキを持っていれば、むしろ弱みだけを抱えてしまうことになるんですね。
だから相手がどういうブキを持っているかということで、戦闘の優位性が変わるということを覚えておいてください。
5秒で裏どり出来るルートを使え!
敵味方が正面からぶつかり合っているときに、死角から来た敵に倒された経験はありませんか?
多分ありますよね。
こういった経験からみても、敵の死角を突く「裏どり」という行動は非常に有効であることが分かります。
しかし、有効だからと言ってものすごく大回りをして敵の後ろを取りに行っても、その間に人数不利になった味方が倒されてしまっては元も子もありません。
だからと言って誰も「裏どり」をしなければ、戦況を打開するきっかけに乏しくなりがちです。
そこで僕が提案したいのは「5秒で裏どり」をすることです。
短い時間ならば1人が抜けてもすぐに戦況が破られる可能性は低くなる上、戦況を打開するきっかけを得られます。
では、どうすれば「5秒で裏どり」出来るのでしょうか?
実は、これ意外と簡単です。
5秒で裏どり出来るルートを覚えるんです。
例えばここ。
5秒ルート #Splatoon2 #スプラトゥーン2 #NintendoSwitch pic.twitter.com/tfLH1Qd9kN
— 白マティ@ブロガー、ゲーム実況者 (@vincecanallen) 2017年10月26日
正面で撃ち合った後に高所の敵を裏どりするまで約5秒もかかりません。
各マップにはこうした特定の戦況において、短時間で裏どり出来るルートというのが高確率で存在します。
試合の局所的にこういったルートを活用することで、戦況を打開出来るようになってきますので、ぜひ探してみてください。
高低差による死角を利用しろ!
第3回「敵を見ずとも敵を警戒するポイントの見分け方、索敵する方法」で説明した「視界120度の外側」も死角ですが、今回説明する高低差による死角はまた別のものです。
その死角とは「上下視界70度の外側」
人間の視界は上方向では60度、下方向では70度の視野角があるんですが、上方向の死角を突くのは、空でも飛ばない限りは狙って実行することは出来ません。
しかし、下方向の視界70度より外側というのは狙って行うことが可能です。
スプラトゥーン2では高所から周りがよく見えるが故、ざっくり見てから飛び降りてくるパターンが非常に多いです。
そしてそのざっくり見た中に左右視界120度より外側は確認しても、下方向70度より外側(自分の真下)はほとんど確認されません。
つまり相手が戦場復帰によく使う高所の真下こそ潜伏・奇襲にもってこいの場所です。
この位置で潜伏できていれば、相手が飛び降りてきた瞬間に背後を取れるので余程のポカをしない限りは絶対に倒せます。
そして敵1人の裏を取って倒せた場合、芋づる式にその他の敵の背後も取れることが多いので、非常に有効な地形活用と言えますね。
まとめ
今回はより有利に戦うために、周囲の地形を上手く活用するための3つのポイントを紹介しました。
[memo title=”MEMO”]・高所の強みと弱みから優位性を見極めろ!
・5秒で裏どり出来るルートを使え!
・高低差による死角を利用しろ![/memo]
地形を上手く活用するために特別な技術は必要ありません。
必要なのは、意識付けと地形への理解だけ。
この3つのポイントを理解するだけで、よりコンパクトで体系化された立ち回りが可能になります。
自身の立ち回りで上手くいかなかった場合は、この体系化した自分の動きでよくなかったところを思い返すと改善点が見えやすいというのも実は嬉しいメリットです。(そこまで分析する方がいればですが)
さあ、これでまたあなたが上達するための種を自分の中に持つことが出来ましたね。
僕の体感としてこの3ステップ目、地形活用力が向上すればウデマエS相当の総合力が付くのではないかと思います。
あと一歩踏み込めばS+です。
次の4ステップ目となる第5回「見るべき情報から次の動きを決める!S+帯で通用する3つの行動パターン(執筆中)」で状況判断力を鍛えましょう!
次⇒第5回「見るべき情報から次の動きを決める!S+帯で通用する3つの行動パターン」
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