
あなたはゲーム実況動画を見たことがありますか?
・対戦ゲームが上手くなりたい
・ゲームの攻略方法を動画で見たい
・楽しそうにゲームをしている姿を見るのが好き!
理由はなんであれ、ゲームをしている人ならば大多数の人は見たことがあるんじゃないでしょうか。
僕がゲーム実況を見始めたきっかけは、5年前たまたま友人が見ていた1つの動画を一緒に見たことでした。
おもしろ可笑しい喋り。凝った編集。そしてなにより楽しそうな声!
初めて見たその瞬間にゲーム実況にドはまりしました。
当時大学生で1人暮らしだったので、そりゃあ飯食う時もゲーム実況、寝る時もゲーム実況動画を見ていました(笑)
そんな生活をしていたある時、僕は閃いたんです。
俺もゲーム実況やってみたい!って。
思い立ったが吉日。
すぐに準備を始めてみたものの、機械音痴の僕には何が大事なのかさっぱり分かりませんでした。
特にパソコン。
CPUやらメモリやらグラフィックボードやら、結局どれを重視して選べばいいんだ!と困ったことを覚えています。
僕は運よくパソコンオタクの兄をがいたので、どれがいいのか等、イチから説明してもらうことで事なきを得ました
しかし、世の中にはパソコンに詳しい知り合いがいない人も多く、ゲーム実況を始めようとしても、どのパソコンを選んだらいいか分からない昔の僕のような方がたくさんいると思います。
なので今回はそんな方達の助けになるべく、「ゲーム実況を始めたいけど、どのパソコンを選んだらいいか分からない」という方へ向けて、おすすめの録画・動画編集用パソコンと選び方を紹介していきますね。
是非参考にしていってくださいね!
動画編集用にパソコンを選ぶ上で重要なものは3つ!
動画編集をする上で重要になってくる部品は3つ。重要な順に並べてみました。
[memo title=”重要な部品”]1.CPU
2.メモリ
3.HDD[/memo]
個人的には他にもグラフィックボードとか欲しいものもあるのですが、あくまで動画編集用としてみればこの3つを押さえておけば十分です。
CPUの選び方|最低でもCore i5、ゲーム内容とお金次第でCore i7を選ぼう
CPUはよく人間でいうところの「脳」にあたる部品だと言われています。
パソコン自体の処理能力の大部分はこのCPUで決まります。
例えるならハイスペックなCPUが東大生。
低スペックなCPUが一般的な小学生。
東大生と小学生、どっちが早く暗算出来ますか?と聞かれればそりゃあ東大生ですよね。
だからCPUでも同じように、スペックが低いもので動画編集をすると編集中の動画の動きがカクついたり、1つ1つの動作(例えばクリックしてウィンドウを開く)が遅くなってしまいます。
最悪の場合、動画編集中に編集ソフトが落ちてしまい、一から編集やり直しなんてことがザラに起こります。
そんなことにならないよう動画編集用にパソコンを選ぶ際は、第一にCPUを選びましょう!
ちなみにCPUのスペックが高いものを左から順に並べると
Xeon(ジーオン)> Core i7 > Core i5 > Core 2 Quad > Core i3 > Core 2 Duo ・・・
といった感じですね。
そしてこの中で狙いとなるCPUは2つ。
・Core i7
・Core i5
マインクラフトやFPS系統といった動きが激しく高負荷が求められるゲームに関してはCore i7を選んだ方が絶対にいいです。
逆にドラクエとかマリオとか動きがそこまで早くないゲームしか編集しないのであれば、Core i5で十分ですね。
メモリの選び方|8GBあればゲーム実況ではOK
メモリとはCPUで計算した結果をHDD(ハードディスク)に記憶させる処理を行う部品です。
例えるなら東大生が暗算した結果(CPUが実行)を、「ノートに書き起こす」=「メモリが記憶させる処理をする」といったイメージです。
このメモリが低スペックだとせっかく早く計算が終わっても、データとして出てくるのはまだまだ時間がかかるという非常にもったいないことになります。
だからメモリはCPUのスペックに合わせて、適切なスペックを選ぶことが望ましいです。
ちなみにCPUにメモリを合わせてざっくり選ぶと
Core i7:メモリ8~16GB
Core i5:メモリ4~8GB
こんなイメージですね。
もちろんメモリは多いに越したことはないので、Core i5に16GBでも32GBでも全く問題ないです。
HDD(記憶容量)の選び方|SSDとHDDのハイブリッドタイプがおすすめ
SSDもHDDも基本的な役割は同じで、記憶容量のサイズを表しています。
例えるなら暗算した結果(CPU)をノートに書き起こす(メモリ)ための「ノートのページ数」=(HDDやSSD)といったイメージです。
ノートのページ数が少なければ書きこめる量も少ないですよね?
だからSSDやHDDの容量が小さいと記憶できるデータ量が少ないというわけです。
そしてSSDとHDDの違いは何なのかといいますと、それは主に「書き出し(動画編集ソフトを起動すなどの処理)速度」と「値段」が違います。(強度とか初心者が知らなくていいことは省きます)
・SSDは値段は高いが、書き出し速度が早い
・HDDは値段は安いが、書き出し速度は遅め
性能だけで見れば、ベストは全ての記憶領域がSSDであることなんですが、それは金額的な側面から見てあまりおすすめ出来ません。
逆に全てHDDだと「書き出し速度」が遅くて、動画編集がサクサクと作業しづらくなります。
「えーじゃあどっちを選べばいいんだよ」と思われた方。
どっちも使って良いとこどりしましょう(笑)
動画編集ソフトの起動はSSD、データの保存場所はHDDで対応といった形ですね。
組み合わせて使ったときのスペックは
SSD 250GB + HDD 500GB もしくは 1TB
がおすすめですね。
これなら十分な速度と記憶領域を確保できています。
ちなみに僕もSSD 250GB + HDD 1TBですが、ものすごく快適ですよ。
パソコンの選び方|メーカー純正品は買うな!BTOショップで買った方が絶対に安い!
メーカー純正パソコンとは、富士通やNEC、SONYといった一般の家電量販電で見かけるパソコンのことですね。
そしてBTOショップとは、自分でパーツを選んで購入できるネットショップのことです。(もちろん組みあがって完成されたパソコンも買えます)
何故メーカー純正パソコンはダメで、BTOショップのパソコンがいいのか。
ズバリ「価格」です。
言葉で説明しても伝わりにくいので、実際にどれくらい違うのか見てみますか。
例えばこのメーカー純正品(富士通)の「FMV ESPRIMO FHシリーズ WF1/B3 KC_WF1B3_A」
性能は
CPU :Core i7
メモリ:8GB
記憶容量:HDD 1TB
価格は16万2980円(税込み)
対してBTOショップ品(パソコン工房)の「STYLE-M022-i7-HN-K」
CPU :Core i7
メモリ:8GB
記憶容量:SSD 1TB
記憶容量が全て富士通よりハイスペックなSSDで8万6378円~(税込み)
その差なんと約7万6千円!
これを聞いたら「いやめっちゃ差でかくね?!壊れやすいとかそんな落とし穴あるんじゃないの?」って思いますよね?(笑)
大丈夫、壊れやすいとか一切ないです。
じゃあなんでこんなに安いのかって言うと、余分なソフトとかが一切ついてないから。
例えばメーカー純正品(富士通)のパソコンには「Microsoft Office Home and Business 2016(単品で3万4160円)」というソフトが付いていますが、BTOショップのパソコンには付いてません。
メーカー純正品(富士通)のように普通のパソコンとしての用途では、付いていた方が親切なのは間違いありませんが、動画編集用のパソコンには不要です。
だからBTOショップで売っているゲームや動画編集といった作業に特化しているパソコンには、こういったソフトは付いてないんですね。
なので今回の僕たちのように動画編集用のパソコンを買うならBTOショップで買いましょう!(絶対安いし(笑))
ちなみに動画編集用のパソコンなどをBTOショップではクリエイターパソコンと呼ばれていたりします。探すときの参考にしてね。
ゲーム実況におすすめなパソコン選び方まとめ|おすすめBTOショップも紹介
ゲーム実況におすすめなパソコンのスペックは下記内容ですね。
[memo title=”おすすめスペック”]CPU :Core i7
メモリ:8GB
記憶容量:SSD 250GB+HDD 1TB[/memo]
これだけあれば、ゲーム実況の動画編集で苦労することはまずないでしょう。
そしてこのスペックを満たして、かつ出来るだけ安くパソコンを買えるおすすめBTOショップも3つご紹介しておきますね。
商品が豊富な「ドスパラ」
BTOショップの中でも取り扱い商品が多く一番にバランスがとれています。
サポートも手厚くて評判もいいお店。
このお店のパソコンで、僕のおすすめは「ガレリアZV」です
安さで攻めるなら「FROTIER」
安さ最優先ならここで買いましょう。
人によってはデザインがダサいという方もいるそうですが、僕は気になりませんね。(むしろギラギラ光ってかっこいいです)
このお店のパソコンで、僕のおすすめは「G-MASTER LuminousRGB」です。
お店に相談がしやすい「FRONTIER」
予算や使い道を伝えれば、おすすめのカスタマイズを選んでくれるので、パソコン初心者に非常におすすめ。
僕のおすすめは、「GRシリーズ」に自分好みのカスタマイズをすることですかね。
最後に|あなたのゲーム実況を期待しています
さてここまで読んでくれた方、お疲れ様でした。
ここに書いてある通りにパソコンを選んでくれれば、ゲーム実況で動画編集に困ることはないでしょう。
※今回僕がおすすめしたBTOショップのパソコンはグラフィックボード非搭載の製品です。
※PCでゲームもしたいなら、グラフィックボード(GTX-1070くらいがおすすめ)を搭載したパソコンを選んでください。
さあ、ここからがあなたのゲーム実況のスタート地点になるわけですね。
最初は再生数も全然伸びないかもしれませんが、ぜひ楽しんでゲーム実況をしてくれればと願ってます!
そんじゃ、ばいばーい!